平成11年12月12日(日)
酒匂川釣行記
(小田急線新松田駅」下車)
ポイント まず、新十文字橋上のコンクリートとテトラで護岸されているポイントに直行、何度か仕掛けを流したが、黒川、パンの耳ともに全く魚信が得られずガッカリ。というのは、わが会でも同僚がこのポイントで大物を何度となくヒットしており、魚が集まっている好ポイントとして周知の事実だからだ。今回、堤防側ではなく、中州側から逆光のハンデを背負って挑戦したが、もろくも、その目論見は打ち砕かれてしまった。
こうした状況に、仕方なく一旦納竿して下流に転進、小田急線鉄橋直下の淵に移動した。このポイントは、知る人ぞ知るポイントで大物が棲息している事で知られている。
なんとこのポイントで'99年最後の例会、いや1900年の最後を締めくくるにふさわしい、いわば逆転満塁ホームランをかっ飛ばすことができたのだ。
実は、わが釣り会においては、先月の例会時点でハヤ(ウグイ)部門の大物賞は37cmのハヤを釣り上げた人に決まっていたかに見えていた。いや、このハヤを釣り上げた人は少なくともその気になっていたに違いない。それほど37cmは大物としてふさわしい数字なのだ。
そういういわば定着した常識をひっくり返す快挙を私が成し遂げたのである。体長39cm、重さ560gの超大物を釣り上げたことで……。
しかし因果なもので、この快挙のおかげで仲間からは新年会での差し入れを期待される始末で喜びも半減してしまった。
今回大物を上げたポイント
39cmのウグイ