平成15年3月22日(土)
鮎沢川(JR御殿場線「足柄駅」下車)

この日唯一の釣果マス24cm

カメラの具合が悪くてボケた状態になってしまったが、この日唯一ゲットできた釣果は体長24cmのマス。餌はブドウ虫。
例年なら、駅前にあるさくらの木のつぼみが膨らんでいて、一つや二つの花なら散見できる陽気なのだが、今年はまだその段階に至っていないようだった。事実、この日は真冬を思わせるさ寒さで川から上がってきた時にはそれこそ身体の心まで冷え切ってしまっていた。
それでも、魚は春の訪れを敏感に察知しているらしく、淵では魚信がなく、仕掛けを瀬で流すと確かな魚信が返って来た。魚は浅瀬に出て捕食をするようになってきているのである。なのに釣果として得られないのは、ひとえに合わせ方のまずさと、錘の選択が川の流れと棚にマッチしていなかったからだと思う。結果的に根掛りで仕掛け全体を失う事もあった。次の釣行への大きな教訓だ。
この鮎沢川は御殿場線の「谷峨駅」からほぼ線路に平行して流れており、ここ二至るその車中からは水量がかなり少ないことが感じられたが、実際川に下りて見ると流水域は狭く堰堤の直下などポイントは限られた状態だった。
この日同行した2名は小生より多くのマス、ヤマメを上げていた。彼我の実力の差を実感した釣行でもあった。

マスを上げたポイント